2024年3月4日月曜日

潰す反発力の利用、ランニング用厚底シューズからピョンピョンシューズ

ランニング用の厚底シューズって、義足の競技用のカーボンブレードの優位性をヒントに考えられたもの、らしい。

足で走るよりカーボンブレードのバネを使った方が速いんだもの、とね。


んで、厚底シューズで大事なこととして足首を固定して靴底を踏みつけて反力を溜めて解放、させることが必要になる。

トランポリンでも足首や膝を屈伸して跳ぼうとしても無理なように、固めた体が重要で最大の力を受けられる。


で、スケートするにはもう少し想像しやすいものとしてドクター中松のこれ

 ピョンピョン フライングシューズ

まあ、若いやつにはわからんがw

ブーツの下にバネがくっついてて、跳んで踏みつけて反力を溜めて解放して跳ぶ。

当然、踏みつける瞬間から反力を解放するまで足首、膝は屈伸させない、全身の重さをブーツ下のバネに溜めさせて、ロスなく反発を受け取りたいわけだ。


これの縮小版が厚底シューズよな。


で、スケート。

プッシュする瞬間って、これじゃね?ってね。

今までプッシュする瞬間に地面を蹴る、ような例えを使ってたんだけど、つま先や足首、さらに膝を伸ばす、でやろうとしちゃう人が多い、距離が変わるものを動かすから周りの人には上半身が上がるように見える。


地面を蹴るのではなく、ブーツと地面との間にあるバネを押し潰して、反発力を溜める、一瞬ずれて反発力を解放する。

押し潰すにはブーツと地面がずれてはできないので正確にずれない(乗ってる)位置。

この潰す動作が地面を蹴るような感覚にも捉えられちゃうのだろうなあ。

そして押し潰して解放して反力が体全体を動かすまでは足首や膝は曲げない稼働させない、全部の力を逃がさず受け止めるために全力で保持する。


これで体が動けば、ずれないようにして残っているウィールを転がせられる形で引き付けてさらにもう少し押し込んでやれば80cm進む。


バックするにもバネをつぶして後ろに跳ねるようにしてから残ったウィールを転がして引き付ける感じか。


自分の感覚的には骨盤が股関節の後ろに乗ってる方が骨盤を前に動かすのと連動して前に蹴りだしやすいし、骨盤が股関節の前に乗ってる方が骨盤を後ろに動かすのと連動して後ろに蹴りだしやすいかな、この辺りはまだ実験中。


ちなみに潰れるバネになってるのは、ウィールだったりブーツのソールだったり、フレームだったり、地面だったり、体育館の床だったり、インソールだったり、かなあ。

体育館で新品サイズのウィールに慣れてる人は、変形量の少ないアスファルトで小さいウィールだと必要な反発が得られずに苦しいだろうな、逆にそれに悪条件に慣れてるとより強い反発を溜められる練習をしちゃってるんだろうな。

逆に柔らかすぎると反発力が発生しないよう吸収されてしまうとどーしようもなくなってしまう。

2024年2月19日月曜日

スケートブーツにも厚底で跳ねるものが出てくると面白そうだ

 為末大学 厚底探求の旅〜バイオメカニクス編 徹底解説 厚底のメカニズム - YouTube


スケートのブーツのソールは薄くて硬くて軽い、を目指してるんだが厚底で反発して跳ねるものが出てくるとおもしろいなあと。


プッシュの瞬間、踏んづけて跳ねさせてそれに乗りつつ力を開放していき動く。


あと、自分はプッシュで地面にべちゃーと力をかけてる時間が長いタイプかなとか、それは自分の特性でもあるんだろうけど。

教える時にも人によってこの力をかける時間に違いがあるであろうという認識はもっているとよいだろうなと。

女子の人はよりべちゃーと力をかける人が多い、それもわかる気がする、その特性に合わせた力のかけ方を考えないとかもか。



2024年1月27日土曜日

中立、エッジをかける、重心を進行方向にずらす、ウィールを進行方向に転がして重心を追い越すまで

 ずっと、ウィールの荷重位置と転がし方に注目してたのだけど、じゆじれの滑り方見て漕ぐ最初にエッジかけるの大事だなあーと。

今まではエッジのかかってないセンターエッジでもウィールへの荷重をずらすことで漕ぎたいと考えてたんだよね。


それをインでもアウトでもいいのでエッジかける、ウィールの荷重ずらしながら転がす。

でも、エッジをかけることを起点とすると、そこから重心を進行方向にずらしてるなあと。


つまり、

  1. 重心中立、ウィールの荷重中立
  2. 踏んづけてエッジかける、重心を進行方向と逆に少しずらすと次の動作が大きく使えるかな
  3. 重心を進行方向にずらす(フリーレッグでもお尻でも胸でも好きなのでずらせ、回転方向に動きたいなら骨盤や腕で左右で前後差を作れ)
  4. 重心が進行方向にずれると、動いていないウィールは取り残されてるのでウィールの進行方向側に荷重かけて、さらに進行方向水平方向の力を少し欠けて、転がしていく。
  5. ウィールが転がっていくと重心の後ろに合ったウィールが重心の中立を通ってさらに重心を超えて進行方向側に移動する。(体の前に進みたいなら体の後ろにあったウィールが体の前に動く)
  6. これで中立に戻す。


プッシュやゼロ発進だな。

2023年12月17日日曜日

あんまりよくないのかなーと。

 


guriさんに撮ってもらったのー。

てきとうなやつ。

まあ、てきとうなのはいい。


滑り方、良くないよねえ。

軽くて進んでないというかさ。

軽やかにコンパクトに、ではない。


じゆじれとも話しててて思ったんだけど、プッシュとかで漕ぐときに荷重移動ではなく、エッジなりしっかりかけて地面蹴る、が必要なのかも。


自分がここ数年やってることは、うーんと、野球のバッティングで言うと止まっているボールをいかに飛ばすか、を探求してたんじゃないかと、現実にはバールは例えば150kmで移動してきて打ち返すわけで、停止しているボールと向かってくるボールを打ち返すのでは当然違う。

スケートで言えば、荷重移動だけで、そーと漕ぐのと、エッジなりかけて抜けないようにしつつガツンと蹴りだしてやる、では違うものだよなあ。


また悩もーかねえ。いつものことやねえ(苦笑い

2023年10月22日日曜日

転がし方や、バックのやり方の変更する実験

わかりやすくするために一輪で考える。


 前に進むとき

プッシュした後に乗ってるウィールのシャフトの進行方向側で上からまっすぐ踏みつける

では後ろに進むとき

反転しただけ(手抜き)


が、これは問題があって、以前の動き方だと、バックの時はエビが反ってバックする形にしてたので、この図で言うつま先に対しての踵側は地面側に下がる、そうすると荷重がかかる位置がウィールから離れてしまう感じになる。

ここで悩んでたんだけど。
あ、話を少し戻すと、ウィールへどう荷重するか、からシャフトへ対してどういう位置関係で荷重すると良いのかな、というのが今回の元々の発想。
そうすると、シャフトに対しては前に進むにも後ろに進むにもただ前後関係のみが反転した状態で実行したい、前の時にはシャフトに対して(もちろん真上ではない偏心した)近い位置へ垂直の力をかけれる、が後ろの時には踵が落ちるとシャフトに対して離れてしまう。


前へはプッシュを使う。
では後ろは?

踵を落とさずに地面に垂直方向の力をかけるにはプッシュするしかねえか。


前の時はプッシュは上半身の重心もシャフトの前に持ってきてる。

ではプッシュしても上半身の重心がシャフトの後ろにあれば??そうすればその状態でつま先で真下に荷重してやればウィールの後ろに荷重できるので後ろに進むのでは。


という実験です。

前の形は調子悪いばっかだったので捨てても未練はないし。

これはなんとなく良い気がするのでしばらくこれで練度を上げて良い方向なのか引き返すか検討するべしだ。

2023年8月18日金曜日

ウィールへの荷重移動の幅

最近めっちゃ調子悪くなってたんだけど、プッシュ、バックのプッシュ、どちらもウィールへの荷重移動の幅を大きくしすぎてて引っかかってたような。


大体何か変えると、慣れるまでうまくいかない期間、慣れてすごく良い期間、それまでできてたことが急にできなくなる期間。


が、あって、それまでできてたことが急にできなくなるのは

  • 変えたこと以外で無意識にやっていたことが変えたことだけに気を取られてできなくなる
  • 変えたことを極端に使いすぎて正常範囲から外れてしまう
  • 変えたことが見当違いでたまたま中途半端にやった具合が良かっただけ
今回は2つ目かなあと。

4輪でフロントへプッシュするなら、踵より荷重からつま先荷重にして蹴りだすけど、4番より後ろ荷重から1番より前荷重へ移すとやりすぎでひっかかる。
3番から2番へ移したぐらいで地面蹴るぐらいがよいかなー。

バックでも1番から4番へ荷重を移すとひっかかる。
2番から3番に移したぐらいで地面蹴るぐらいの方がよいかなーと。

一輪でも幅は適切にかな。


って、ぐらいで修正できるといいんだがどーだろー。

2023年6月25日日曜日

ウィールへの荷重位置の移動をちょっと考える

 今までウィールの前後位置やウィールを使う角度、さらに上半身とお尻の位置関係、もちろんフリーレッグとかでも一時的に調整するんだけど。

それプラス股関節と骨盤。

骨盤と股関節、わかりやすくするために。

右足の話で、当たり前だけど、右の股関節は骨盤の右に付いてる。

で、右の股関節の上の右側の骨盤の前後位置をずらすと荷重位置変わるなーと。

もちろん前提としてウィールの中心に乗ってる形において、だけど。

骨盤なら左右で前後逆にずらすことも、左右とも前側、後ろ側にずらすことも可能だなーと。


で、最近考えてる後ろへの滑り方、ま、つまりは後ろへのプッシュか。


  1. ウィールのセンター荷重
  2. 進行方向と逆に荷重
  3. 進行方向に荷重と同時に地面踏みつける(バックなら踵側で地面蹴る形)
  4. ウィールの進行方向に乗ったまま転がし始めて、水平方向の進行方向へ力を少しかけつつ
  5. ウィールセンター荷重(通過していく)
  6. ウィールの進行方向と逆側に荷重かかりつつ押し込んで、エッジ終わり
  7. センター荷重に戻す
これらの荷重移動に股関節と骨盤の位置関係を使うのおもしろいなーと。
まあ骨盤と股関節動かすと結果的にいろいろなところが微妙にずれていくんだけど、その結果的にずれた他の部分を動かそうと練習するより、骨盤と股関節が動いたらから結果他の部分も動いた、とするのはおもしろいなーと。

えーと最近はバックネルソンよく練習してるw、相変わらず難しいなーと

潰す反発力の利用、ランニング用厚底シューズからピョンピョンシューズ

ランニング用の厚底シューズって、義足の競技用のカーボンブレードの優位性をヒントに考えられたもの、らしい。 足で走るよりカーボンブレードのバネを使った方が速いんだもの、とね。 んで、厚底シューズで大事なこととして足首を固定して靴底を踏みつけて反力を溜めて解放、させることが必要になる...