2022年1月8日土曜日

プッシュの荷重位置のずらしと進行方向への水平の力

 前へ滑るときのプッシュ。

  1. 3番に荷重してる状態で股関節を伸展させる
  2. 伸展の結果、ブーツは体の後ろへ移動するため荷重位置は3番から1番へ移動していく
  3. この時同時にウィールに進行方向への水平の力をかけてやる。
  4. ウィールが転がりだしたら
  5. 股関節の屈曲を使い1番から4番へ順に荷重をずらしていき、この間もずっと進行方向への水平の力をかけ続け、転がしていく。


この股関節の伸展によってブーツは体の後ろに移動させるのに、進行方向への水平の力をかけるってのが、相反しているようで頭で理解しようとするとむずいな。

ただこの進行方向への水平の力がかけられないと転がり始めない、転がり始めちゃえば後半の押し込んでいるところとかは股関節の屈曲区間なのでブーツは自然に前に出す形になって自然にできやすい。


で、これがバックの動作の時は苦手なんだな。


バックへ滑るときのプッシュ。

  1. 2番に荷重してる状態で股関節を屈曲させる
  2. 屈曲の結果、ブーツは体の前へ移動するため荷重位置は2番から4番へ移動していく
  3. この時同時にウィールに進行方向への水平の力をかけてやる。
  4. ウィールが転がりだしたら
  5. 股関節の伸展を使い4番から1番へ順に荷重をずらしていき、この間もずっと進行方向への水平の力をかけ続け、転がしていく。



ちなみに荷重位置の変化のためにフリーレッグはそれに合わせて都合よく動かせばよい、フリーレッグをどう動かすと荷重位置は変わるか、まあフリーレッグが体の前にあれば荷重位置は前にずれるし、後ろにあれば後ろにずれる。

フリーレッグを振り回した勢いで滑るもんではない。

あとまるで逆の位置関係にあっても荷重位置で見ていると問題ない使い方も当然ある。

体の各部の位置関係の合計で荷重位置は決まってくるので、どれかの位置がこっちにあっても、どこか他が逆にあれば釣り合ったりとかもある、つまり同じ動きでも形の幅はある、できれば意識して使い分けたいがね。

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